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【４月の定休日】 3日(水)・10日(水)・11日(木)・17日(水)・18日(木)・24日(水) − 店舗住所 − 〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須 2-27-34 大須マルシェ3 − 電話番号− ０５２-２２２-３３５５ −営業時間− 11：00〜20：00 
 
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デルタ ポンペイ
デルタの限定万年筆『ポンペイ』。
イタリアのヴェスヴィオ山の大噴火によって、地中に埋もれた古代都市の遺跡。 1997年にその遺跡の家々の壁面は赤色ではなく黄色と報告された。 デルタは赤の限定発売後、黄色でも限定を販売。また赤はオリジナル後、細身ボディと、キャップブラックの２種類の限定を出している。 今回の修理品は『赤のオリジナル』。このモデルの大破事例がとても多い。当店でも中古の販売用があったが、ボディ大破となった。 ボディの素材がボロボロになってしまう「生が抜けた」状態。 【画像１】で分かるように、特に首軸と胴軸の繋ぎ目はダメージがヒドイ。 金属パーツはペン先以外、青サビが出て、リングは跡形も無い。 ゴムサック仕様のレバーフィラーの為、接着で解決すると、ゴムは二度と交換出来ない。 まさにお手上げ状態。 【画像２】が修理成功に繋がるキーポイント。デルタは首軸に「ソケットタイプ」がある。割れた首軸から、ソケットのネジ山が剝きだしている。 ここを見た瞬間に、修理プロセスが私の頭の中を走り抜けていった。 パーツの山から、まずこのネジ山にピッタリ合う、パーツを探し、丁度良いサイズに切り、ヨーロッパタイプのカートリッジを装着し、丁度良いサイズにカットし、ゴムサックを装着。【画像３】 【画像４】 胴軸内部をまずキレイに。 【画像５】 画像３で作った首軸が丁度良く嵌る、リングを作り、胴軸に埋め込む。 【画像６】 イイ感じで装着完了。【画像７】 キャップはとにかく金属パーツの劣化がヒドイ。【画像８】リングは何も無い。 丁度良いリングを探すのは断念し、シールで代用【画像９】 全体図【画像１０】 ボディカラーと相性良いインク（当店オリジナルインク『風神GREEN』）を吸入して復活！【画像１１】 ※ この事例の万年筆は、販売用としては無理があるので、私が面倒をみます。もし、想い入れがあり、同じトラブルを抱える方がいましたら、やってやれない修理ではない、という例です。
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スエネケン 309 
